インターネットで「人生の満足感」が向上 200万人からのデータなどで84.9%ポジティブ 英大学で分析

インターネットは、人のウェルビーイング(心身の満足度)を向上させるという調査結果が出た。オンラインにはまる危険性が懸念される昨今、英オックスフォード大学の研究でネットサーフィンの有益性が示唆されている。

168カ国の15歳から99歳までの200万人からのデータと3万3000の統計モデルを分析したところ、インターネットへの接続と人生の満足度の関係性は84.9%ポジティブである結果となった。

同大学のオックスフォード・インターネット・インスティテュートで人間行動とテクノロジーについて研究するアンドリュー・シュビルスキ教授は話した。

「全体として、インターネット導入の予測子とウェルビーイングの結果の平均的な関連性は一致しています。インターネットにアクセスできるもしくは能動的に使用している場合、それをしない人に比べウェルビーイングは向上したのです」

「更なる研究が必要ではありますが、この結果がスクリーンを見る時間に関する議論に大きな意義をもたらすものとなればと思っています」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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