【台湾】台カ、シェアオフィス事業に参入[サービス]

台湾のフォワーダー(貨物利用運送事業者)大手、台カ国際投資控股(カ=馬へんに華)はこのほど、台北市信義区にシェアオフィスを開業した。柔軟な働き方を求める企業やコストを抑えたい起業家の利用を想定している。中央通信社などが伝えた。

バスターミナル「市府転運站」前のオフィスビルの17階に、シェアオフィス「T3CO」を設けた。個室のレンタルオフィスのほかに、固定席と自由席を設置した。座席数は194席で、開業から2週間で約2割の契約にこぎつけた。月額利用料は6,500台湾元(約3万1,300円)からとなっている。

顔益財董事長によると、利用率は今年末までに約75%に達し、収支均衡を実現できる見込み。同社は、利用率が75%に達した時点で2カ所目となるシェアオフィスの開業に向けた検討を開始するとしている。

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