バルセロナ マンU退団のバラン側から魅力的オファー届くも〝禁断の移籍〟拒否

マンU退団の意向を固めたバラン(左、ロイター)

スペイン1部バルセロナが、〝禁断の移籍〟を拒否した模様だ。その選手は元フランス代表DFラファエル・バラン(31)。出場機会を減らした今季限りで3シーズン過ごしたイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを退団することが発表され、去就が注目されている。

スペインメディア「エル・ナシオナル」によると、バランは、シャビ監督率いるバルセロナでプレーしたい意向があるという。ただ、同選手はマンチェスターUでプレーする前、バルセロナのライバルであるレアル・マドリードで10シーズンにわたってプレー。実現となれば、直接的ではないしても〝禁断の移籍〟になってしまう。

すでに、バランの代理人は、バルセロナのスポーツディレクター・デコ氏とコンタクトを取ったという。フリーの身であるため移籍金はかからず、減俸も受け入れる用意があるにもかかわらず、バルサ側は拒否の構えだとした。その上で同メディアは、サウジアラビア行きが可能性が高いとの見方を示した。

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