無職になったときの思い出 「海までドライブしたりゲームしたり」と語る30代男性

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大人になって全くの無職だと不安に襲われるものだろう。ただ、愛媛県の30代後半の男性(事務・管理/年収100万未満)は新しい仕事を見つける前に「異動先が嫌で辞めました」と打ち明ける。

「本当は仕事しながら、新しい仕事を探したかったんですが、体力的、身体的にきつくなり辞めました」

収入は途絶えるものの、当時は仕事を続けることができなかったのだ。しかし意外にも、比較的のんびりとした無職生活を送っていたようだ。(文:永本はな

「過呼吸にもなり貧乏ゆすりも無意識にしていた」

「無職期間中は転職活動をしていたんですが、当然思い通りにはいきませんでした」と苦労はあったものの

「ドライブ好きなんで、海までドライブしたりして過ごしていました。家にいるときは 、ビゴライブを見たり、ゲームしたりして過ごしていました」

と休息が取れたことも明かした。

一方、三重県の60代前半の女性(医療・福祉・介護/年収350万円)は「転職した先の職員と仕事が合わず2週間で辞めた」と明かし、無職期間中の苦しい生活を綴った。

「シングルマザーだったのでハローワークによく通った。焦ってへんな時間の仕事にも応募しようとしたがやめた。過呼吸にもなり貧乏ゆすりも無意識にしていた」

かなりストレスと焦りで疲弊していたようだ。その後、ついに転職先を決めたが、

「生活費を稼がないと行けないので泣く泣く絶対行きたくなかった老人施設に応募した。年齢が47だったのでそこしか受からないと思ったから」

と不本意な決断だったようだ。しかし、実際に働きだすと悪くない結果が待っていた。

「現在も勤務しているが給料も前職より上なので結果良かった」

当然のことながら、同じ無職期間中でも人によって生活は全く違うようだ。

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