原発処理水、6回目の海洋放出開始 東京電力福島第一原発

福島第一原発の処理水について、東京電力は17日、通算6回目の放出を始めました。

福島第一原発にたまり続ける処理水について、東京電力は17日午前11時37分、今年度2回目、通算6回目となる海への放出を始めました。

今回は、6月4日までに、これまでと同じおよそ7800トンを放出する予定です。

処理水の放出をめぐっては、前回の放出中、電源ケーブルを傷つけて停電が発生し、放出が停止するトラブルがあり、原子力規制委員会が調査を進めています。

6回目の放出にあたり、東京電力は「緊張感を持って取り組んでいく」、「トラブルの際には手順に基づき対応していきたい」と話していました。

今年度は、計7回にわたって、5万4600トンの処理水を放出する計画です。



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