犬が飼い主の服の上で眠る『5つの心理』安心するから?考えられる理由まで解説

犬が飼い主の服の上で眠る『5つの心理』

飼い主の服を集めてその上で眠っている愛犬の姿を見かけたことはありますか。とても可愛らしい光景ですが、なぜ飼い主の服の上で眠っているのか疑問に思った人もいるでしょう。ここではその心理や理由を解説します。

1.飼い主の匂いが染み付いているから

まず大前提として、飼い主の匂いが染み付いていることが犬にとっては重要です。なぜならば、飼い主の匂いは犬にとって最も安心できる匂いだからです。

安心できる大好きな飼い主の匂いが染み付いているものは限られています。普段よく着ている服であれば特に強く匂いが残っているため、犬は飼い主の服を好んで集めたり、その上で寝転がったりするのです。

2.安心して休むことができる

先ほどお話ししたように飼い主の匂いが染み付いている服の上で眠ることで、安心して休むことができるという理由から行動を起こしている犬が多いです。

特に留守番中は、飼い主が不在で心細い思いをしている犬が多いでしょう。そんな寂しさや不安を紛らわすため、安心できる飼い主の匂いが残った服の上や中で昼寝する犬は少なくありません。

3.肌触りが良く寝心地が良い

飼い主の匂いが染み付いていて安心するという理由以外にも、人が着る服は着心地の良さを重視して作られている衣類も多いため、犬も「肌触りがいい」と気に入ることがあります。

自分の寝床を快適な環境に整えるため、肌触りが良く寝心地も良い飼い主の服を敷布団や掛け布団代わりにすることもあるのでしょう。

4.寒さを凌ごうとしている

寒い時期であれば、寒さを凌ごうとさまざまな防寒グッズを集める犬がいます。そのうちの1つとして、飼い主が普段使用しているブランケットや着用している服も含まれます。

こうした温もりのあるものを集めて、その上に寝転がったり中に入り込んだりすることで暖を取ろうと考える犬も多いです。

5.咬んだり掘ったり…遊びやすい

「お気に入りの服なのにボロボロにされてしまった」という経験はありませんか。眠っているだけでなく、休みながら咬んだり掘ったりと遊んでいる場合、犬が好きな素材や仕様をしているのかもしれません。

遊びやすい形状や素材の服は、犬にとっても格好の遊び道具です。夢中になって遊んでいる最中にそのまま寝落ちしてしまった…というケースもあるでしょう。

お気に入りの服の上で眠らないでほしい…対処法は?

愛犬が自分の服の上で眠っている姿を見ると可愛らしいと思ったり、安心してくれているんだと嬉しくなる飼い主さんが多いでしょう。

しかし普段着用しているお気に入りの服は、なるべく愛犬にボロボロにされたり抜け毛を付けられたりしたくない…という飼い主さんも多いでしょう。

その場合は、すでに飼い主の匂いが染み付いている使い古して着なくなった衣類を渡してあげましょう。なるべく気に入っている服と似た素材や手触りの服を選んであげると、より満足してもらえるはずです。

まとめ

いかがでしたか。犬が飼い主の上で眠る心理の多くは、飼い主の匂いが染み付いていて安心するからという理由です。可愛らしい行動ですがお気に入りの服を取られてしまい困っている方は、代わりとなる使い古した服を手渡してあげてください。

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