福山市立中の男性教諭を追起訴、風呂場の窓の隙間から女性を撮影した罪 広島地検福山支部

 広島地検福山支部は17日、広島県福山市、市立中の男性教諭(30)=性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)罪で起訴=を同法違反(撮影)罪で追起訴した。

 被告の男性教諭は昨年8月15日、同市の30代女性方で、風呂場の窓の隙間からスマートフォンで女性の上半身と下半身を動画で撮影した上、脱衣所の窓の隙間からスマホで女性の10歳未満の娘の下半身を動画撮影したとして、今月8日に広島県警福山北署に再逮捕された。

 同署は3月13日に市内の学校の男子更衣室で、間仕切りの隙間から隣接する女子更衣室にスマホを差し入れ、着替え中の同僚の20代女性を撮影しようとしたとして、被告の男性教諭を4月に同法違反(撮影未遂)容疑で逮捕。同支部は同月、同法違反罪で起訴した。

 市教委学事課は「事実関係を確認した上で厳正に対処したい」としている。

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