18年ぶりの復活…十勝港に定期コンテナ船就航

広尾町の十勝港に、コンテナ船の定期航路が18年ぶりに復活しました。農産物の輸送などで活用が期待されます。 

けさ十勝港に到着したのは、14日火曜日に首都圏の京浜港を出たコンテナ船・ときわです。神戸と香港の海運会社が共同で、関東と釧路を週1往復します。 神戸の海運会社・井本商運の担当者は「地元の皆様に運んだコンテナを実入りのコンテナにしていただき貨物をどんどん出して、この航路を発展させて頂きたい」 と呼び掛けました。長さ約6メートルのコンテナを最大200個積み込むことができ、京浜港経由で海外への運搬も可能になります。 

また、十勝地区農業協同組合の有塚利宣会長は「去年十勝で取れた農産物520万トンで全国で取れる食べ物の12%を占める。就航で十勝の産業にとって新しい歴史が待っている」と期待を寄せていました。

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