南京金融城第2期（東区）プロジェクトの建設現場。（4月27日、ドローンから、南京＝新華社記者/季春鵬）
【新華社南京5月17日】中国江蘇省南京税関が15日発表した同省の1～4月の貿易額は前年同期比9.3％増の1兆7600億元（1元＝約22円）で、同じ時期として過去最高を記録した。うち輸出は6.6％増の1兆1200億元、輸入は14.3％増の6353億元だった。貿易額の全国シェアは12.7％となり、伸び率は全国平均を3.6ポイント上回った。
貿易形態別では、一般貿易額が7.3％増の1兆100億元で省全体の57.3％を占めた。加工貿易は11.4％増の5536億7千万元で31.5％を占め、伸び率は1～3月より1.6ポイント上昇した。保税物流方式は14.2％増の1781億元で、全体に占める割合は10.1％となった。
企業形態別では、民間企業の貿易額が18.8％増の8117億4千万元となり、省全体の伸びを8.0ポイント押し上げ、貿易額に占める割合も46.2％と3.7ポイント上昇した。外資企業は3.3％増の8079億9千万元で全体の46.0％を占めた。
貿易相手別では、「一帯一路」諸国との貿易額が14.7％増の7849億9千万元となり、全体の伸びを6.3ポイント押し上げ、伸び率は全体を5.4ポイント上回った。うち東南アジア諸国連合（ASEAN）は9.1％増の2737億3千万元、韓国は13.5％増の1748億元だった。
主な輸出品目は機械電気製品で、輸出額は8.0％増の7664億1千万元と省全体の輸出額の68.4％を占めた。労働集約型製品は12.3％増の1575億2千万元に上った。
