イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属する韓国代表ＦＷ孫興民が、アーセナルファンから猛批判を浴びている。
それは孫が、１４日に行われたのホームのマンチェスター・シティー戦でＧＫとの１対１となった決定機を外してしまったからだ。首位のマンチェスターＣは、この試合に２―０で勝利し、２位アーセナルに勝ち点２差をつけてリーグ最終戦に臨むことになり、アーセナルにとっては優勝が厳しくなってしまった。
孫の決定機は同点に追いつくチャンスだっただけに、決めていれば流れが変わっていた可能性がある。それだけに、英メディア「スポーツバイブル」によると、アーセナルファンは怒りの矛先を孫に向けた。「孫興民がわざとミスを犯した。それでなければ納得できないほどだ」などの指摘が見られたという。
ともにロンドンに本拠地を置くライバルに優勝させたくなかったからミスをしたという見立てだが、さすがにそこまではしないだろう。トットナムにとっても、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場が消える敗戦だったからだ。
