ラウールがいよいよ世界へ 支えた裏主役・向井康二『それスノ』メンバーを輝かせるコミュ力モンスター

Snow Man・ラウール/向井康二(C)ピンズバNEWS

5月10日、Snow Manの冠バラエティ番組『それSnowManにやらせて下さい(それスノ)』(TBS系/金曜よる8時)の2時間スペシャルが放送。ラウール(20)のダンス企画が話題になっていたが、それを支えたのは向井康二(29)だったようだ。

今回の放送は、前半が成田山新勝寺周辺と成田空港を舞台にした借り物競争企画。後半は、ラウール、10歳の天才キッズダンサーのほなつちゃん、そして、中学3年生の姉・ゆいなちゃんの3人が、世界一を目指して公式のダンス大会に本気で挑戦するリアルドキュメントで、アメリカ大会行きをかけた日本予選に出場する。

チーム名は3人の身長が128センチ、145センチ、192センチのため、英語で「デコボコ」を意味する「Bumpy」に決定。振付は姉妹を指導している瞳先生に依頼した。しかし、ラウールは小さな2人のスピードに合わせることに苦戦。また、自分より年下と絡む経験が少なかったため、最年長として引っ張ることが難しいと悩んだ。

さらにラウールは、アイドルである自分を気づかう瞳先生と、思いを伝え合えないことに危機感を覚える。そこでラウールは先生と2人で話し合う機会を作り、「“これは無理だ”という瞬間があっても、プライドとか恥ずかしさで言えなかった」と本音を明かし、「本当に申し訳なかった」と謝罪。2人の間にできた溝を解消した。

しかし、大会本番まで15日になっても、肝心の3人の距離は遠いまま。そんな状況を変えたのが、姉妹の推しの向井のサプライズ登場。向井は「普通の話もして、相手を知ることが大事」だとアドバイスすると、姉妹にさりげなく「勉強は苦手?」と質問。コミュ力モンスターぶりを発揮して場を盛り上げ、3人の距離を近づけた。

ここぞというときの向井投入の効果もあり、3人は日本大会で1位を獲得。8月にアメリカで行なわれる本戦への出場を決めた。X(旧ツイッター)上では、《結果発表の後、ほなっちゃんとゆいなちゃんが、向井君に全力でハグしに行ったの見たら、向井康二のコミュ力モンスター度合いが分かる。向井君好きになるわ》など、向井を称賛する声が。

■ラウールのアメリカ行きに帯同か

「『それスノ』のチャレンジ企画史上、最高の結果となりました。ただ、向井がいなければ、優勝できなかったかもしれません。向井は以前からコミュ力が高く、ロケではゲストや一般人を相手に、その力を発揮していましたが、今回はその力を存分に見せてくれましたね」(芸能ライター・坂上五郎)

前半の借り物競争では、向井は宮舘涼太(31)と目黒蓮(27)とチームを組み、タコ焼店を訪問。店主から宮舘は料理上手で目黒は俳優だと知っているけど向井は知らないとイジられると、すかさず「なんでやねん!」と素人相手に全力のツッコミ。ゲストの吉田沙保里(41)には、勝利のご褒美のグルメを食べさせるふりをしてお預けをくらわせ、この日1番のリアクションを引き出していた。

「メンバーでもゲストでも、向井は相手の良さを最大限に引き出すスキルがあります。どんな場面でも盛り上げられるボケとツッコミ、さらに、一般人への神対応の気づかい。以前以上にロケ企画が増えてきた今の『それスノ』の好調を支えているのは、向井と言っていいでしょう」(前同)

いよいよ、世界レベルのダンスの舞台に立つラウール。本大会はアメリカロケになるが、向井の同行は外せないはず。アメリカロケでも、言葉の壁を超えるような抜群のコミュ力を向井に発揮してほしい。

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