成田空港活用協が総会 「拠点性高まる重要局面」

成田空港活用協が総会 「拠点性高まる重要局面」

 成田空港を活かして千葉県内経済の活性化を目指す官民一体の組織「成田空港活用協議会」の総会が5月17日、千葉市内で開かれ、2024年度の活動内容が決まりました。

 2013年に設立された「成田空港活用協議会」は現在、県内企業や市町村など147団体が会員となっています。

 年に1度の総会はその年度の活動内容を決めるもので、約120人が出席しました。

 総会では、協議会の特別顧問を務める熊谷知事があいさつし、3本目の滑走路の新設など機能強化に向けた動きに触れながら「成田空港を取り巻く環境が大きく変わり、拠点性が高まっていく重要な局面を迎えている」と述べました。

 会ではその後、成田空港を核とした国際的な産業拠点をつくるためのシンポジウムを開くことや、空港に関わる人材のすそ野を広げるため小中学生を対象にした「空港視察ツアー」を行うことなど、2024年度の活動内容が決まりました。

© 千葉テレビ放送株式会社