彬子女王殿下のご著書が発売2カ月足らずで10万部 『赤と青のガウン』発売後日談〈特別寄稿〉をウェブで公開中

株式会社PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、彬子女王殿下のご著書『赤と青のガウン』(2024年4月3日発売/税込 1,320 円)が累計10万部(6刷・5月20日出来)に到達することをお知らせします。

読者のX投稿がきっかけでベストセラーになった経緯が話題に

本書がブレイクしたきっかけは読者のX投稿です。まだ文庫化が決定していなかった2023年5月、『赤と青のガウン』の読者が「プリンセスの日常が面白すぎる」とツイートし、瞬く間に拡散されました。この投稿主かよ@dobrepivkoさんが、文庫版発売の際に「殿下からの贈りもの」があったエピソードをポストしたところ、あわせて5.9万いいねがつく大バズり。皇族の著書がSNS発信でブレイクするという経緯も注目を集め、大ヒットにつながったのです。売れ行きはハイペースで、2カ月足らずで累計発行部数は10万部を超えています。SNSでは、「皇族の日常を垣間見られて興味深い」「内容と飾らない文章に惹き込まれる」といった感想が数多く投稿されています。

▼4月12日公開の弊社リリースでもベストセラーになった経緯を紹介しています。

SNSでバズった彬子女王殿下の留学記が発売即重版決定 『赤と青のガウン』文庫版が大反響

彬子女王殿下の特別寄稿をウェブで掲載

文庫版が多くの読者の元へ届いていることに対する率直なお気持ちと、発売後のエピソードを紹介いただいた特別寄稿がPHPonlineで公開中です。冒頭では、読書にまつわる幼少期のご体験を回想され、ご自身が“本の虫”になったきっかけや、園遊会などで「読みました」と声をかけられるといった近況も紹介されています。書店で『赤と青のガウン』を買おうとレジ待ちする女性に遭遇し、思わず話しかけてしまったという出来事についても披露されており、その飾らないお人柄が、SNSなどで話題になっています。

▼PHPonline 寄稿記事全文

彬子女王殿下が、いつもの「本屋パトロール」中に起きた奇跡的な出来事〈特別寄稿〉

PHP文庫『赤と青のガウン』について

女性皇族として初めて、海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記の文庫版です。本書の魅力は、何といっても一般人では体験し得ない、プリンセスの日常を垣間見ることができる点です。格安航空で移動したときのハプニングや、ロンドン郊外の空港のチェックインである事情により止められてしまったこと、エリザベス女王陛下(2022年、96歳で崩御)とのふたりきりのアフタヌーン・ティーでの秘話、さらには皇族であることに気づかない日本人留学生と、しばらくそのまま会話を続けられたり……留学生活のエピソードがありのままに綴られています。

【本書の主な内容】

●英語の壁
●側衛に守られるということ
●子どものころからの習慣
●アフタヌーン・ティーを女王陛下と
●バッキンガム宮殿へのお招きの連絡
●英国の電車の思い出あれこれ
●謎の侵入者
●お雑煮とスコーン
●博士論文性胃炎 [ほか]

【著者プロフィール】

彬子女王(あきこじょおう)
1981年(昭和56年)故寛仁親王殿下の第一女子としてご誕生。学習院大学を卒業後、英国オックスフォード大学マートン・コレッジに留学され、女性皇族初の博士号を取得してご帰国(専攻は日本美術)。立命館大学総合研究機構のポストドクトラルフェロー、特別招聘准教授を経て、現在は日本・トルコ協会総裁、一般社団法人日英協会名誉総裁、公益社団法人日本プロスキー教師協会総裁、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会名誉総裁、一般社団法人心游舎総裁、京都産業大学日本文化研究所特別教授、京都市立芸術大学客員教授など、お役職多数

【書誌情報】

『赤と青のガウン』書影

タイトル:赤と青のガウン
サブタイトル:オックスフォード留学記
著者:彬子女王
判型・製本:文庫判並製
レーベル:PHP文庫
ページ数:400ページ
定価:1,320円(税込)
発売日:2024年4月3日
ISBN:978-4-569-90400-9
発売元:株式会社PHP研究所

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