Ｆ１のＲＢに所属する角田裕毅（２４）がエミリアロマーニャ・グランプリ（ＧＰ＝１９日決勝）を前に、注目を集める去就に関して再び注目発言を行った。
角田の契約は今季で満了し、来季以降は白紙の状態。今季は高いレベルのパフォーマンスを安定して見せていることから評価はうなぎ登りで、親チームのレッドブルへの昇格や、２０２６年からホンダとタッグを組むアストンマーティンへの移籍、さらにはアウディからの関心も報じられるなど去就を巡る報道がヒートアップしている。
そうした中で角田は最近アストンマーティンへの移籍について言及して脚光を浴びたばかりだが、エミリアロマーニャＧＰを前に再び去就問題について語った。
ドイツメディア「シュポルト」などによると、角田は来季以降の契約についての最新状況を「正直に言うと、まだレッドブルから連絡はもらっていない。何が起こっているのかは分からない」と現在所属するＲＢを含めたレッドブル・グループとは交渉を行っていないことを明かした。
また、同グループ以外のチームへの移籍について「レッドブルに残ることができれば、それはもちろん素晴らしいことだ。姉妹チーム（ＲＢ）でさえ、非常に良い状態にある」と前置きした上で、こう続ける。
「もちろん、将来のことを考えなければなりません。本当に興味深いオファーが来たら何が起こるか分からない」と他チームへの移籍も十分ありえるとの見解を示した。
角田の去就問題はますますヒートアップしていきそうだ。
