最新モデル「GPT-4o」は無料プランでも使える 使用感は?スピード感は?記者が実際に利用

対話型AI(人工知能)サービス「ChatGPT」の最新モデル「GPT-4o」は、無料プランのユーザーも利用できるが、送信可能なメッセージ回数に制限があるようだ。GPT-4oを無料ユーザーはどのくらい使えるのか。J-CASTニュースBizの記者が実際に試してみた。

無料ユーザーのリクエストは、混雑時は処理が遅い?

GPT-4oは、まるで人と話すかのようにリアルタイムで会話し、笑ったり歌ったりする感情的な表現もできる。性能は「GPT-4 Turbo」と匹敵し、文章や音声、動画の処理速度も向上した。チャットするときの応答時間も大幅に短縮している。

無料ユーザーもGPT-4oを使えるため、記者も実際にウェブサイトで試した。まずはアカウントを作成し、メッセージ画面を開いた。「無料ユーザーでもGPT-4oを使う方法を教えてください」とチャットすると、すばやい返答が返ってきた。

ChatGPTのメッセージ左下に表示されるメニューの中から「モデルを変更する」を確認すると、「GPT-4o」が選択済み。無料プランのユーザーは最初から「GPT-4o」を利用できるようだ。

その後も「GPT-4oの魅力」「有料プランとの違い」などを聞いてみた。だが、記者の場合は11回目にメッセージを送信しようとすると、GPT-4oの制限に達してしまった。SNSをみても、約10回で制限されたと報告するユーザーが多い。

また、無料ユーザーのリクエストは、混雑時は処理が遅くなるようだ。特定の時間帯によっても、使用が制限される可能性もある。開発会社の米OpenAIの公式サイトでは、無料ユーザーは帯域幅と可用性に制限があると書かれている。

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