犬が『幸せ』を飼い主に伝えているときにする4つのサイン 表情や仕草で判断するコツとは?

犬が幸せを飼い主に伝えているときにするサインは?

犬は言葉を話せない代わりに、表情や仕草で自分の気持ちを表現します。そして幸せを感じているときにも、さまざまな表情や仕草のサインで飼い主に気持ちを伝えています。では、それは具体的にどのようなサインなのでしょうか?

以下から、犬が幸せを飼い主に伝えているときにするサインを4つご紹介します。

1.床に背中をこすりつける

愛犬が満たされた表情で仰向けになり、床に背中をスリスリしている姿を見たことはありませんか?犬は気持ちが満たされてリラックスしているときに、床に背中をこすりつけることがあります。床に背中をスリスリして、幸せな気持ちを表現しているのです。

たっぷり散歩をして帰ったあとや飼い主と楽しく遊んだあと、お腹いっぱいごはんを食べたあとなどに、この背中スリスリをすることが多いようです。

ちなみに真顔で床や地面に背中をスリスリしているときは、背中が痒かったり自分のにおいを消そうとしたりしていると考えられます。

2.尻尾を高い位置でブンブン振る

犬の尻尾は感情を表す重要な役割を担っています。尻尾の位置や振り方から犬の気持ちが分かるのです。

犬が喜びや幸せを感じているときは、尻尾を高い位置で左右にブンブン振ります。このときの犬の表情は明るく、生き生きとしています。喜びや幸せが大きいほど尻尾の振り方は激しくなり、まるでプロペラのように見えることも。

3.目を細めて口元を緩める

犬はうれしい気持ちや幸せな気持ちのときには、目を細めて口元を緩め、まるで笑顔のような表情を見せることがあります。犬が笑顔を見せるのは、大好きな飼い主とスキンシップを取っているときや一緒に遊んでいるときが多いです。

愛犬が笑顔を向けてきたら、ぜひ笑顔を返したり優しく声をかけたりしてあげてください。そうすることで愛犬はさらに幸せな気持ちになり、飼い主との絆も深まるでしょう。

4.ため息をつく

犬が幸せを飼い主に伝えているときにするサインのひとつとして、ため息をつくことが挙げられます。

ため息と言うと、退屈や不満を感じているときにつくイメージがあるかもしれませんが、犬は満足をして幸せを感じているときにもため息をつくことがあります。

犬が幸せを感じているときのため息は、「フーッ」と深く長いことが多いです。また幸せなため息をつくときは、表情も体もリラックスしているのが特徴です。

愛犬の幸せサインを表情や仕草で判断するコツは?

犬が幸せを飼い主に伝えているときのサイン、つまり犬の幸せサインは上記でご紹介した4つだけではありません。犬によって幸せな気持ちの表現方法は異なるからです。ということは、愛犬特有の幸せサインがある可能性があります。

愛犬の幸せサインを表情や仕草で判断するコツは、日頃から愛犬をよく観察することです。愛犬をよく観察し、喜びや満足を示すときの愛犬の表情や仕草を理解することで、飼い主は愛犬の幸せサインを判断する目を養うことができます。

また、愛犬とコミュニケーションをたくさん取ることも大切です。スキンシップを取ったり、一緒に遊んだりする時間を増やすことで、愛犬の気持ちを理解しやすくなります。

まとめ

犬は言葉を話せない代わりに、さまざまなサインで飼い主に幸せな気持ちを伝えてくれます。犬が幸せを飼い主に伝えているときにするサインとして、以下の4つをご紹介しました。

  • 床に背中をこすりつける
  • 尻尾を高い位置でブンブン振る
  • 目を細めて口元を緩める
  • ため息をつく

これらの他にも、愛犬特有の幸せサインを示す場合があります。日頃から愛犬をよく観察し、またコミュニケーションも大切にして、愛犬の幸せサインを捉えられるようにしましょう。そうすることで、愛犬の幸せをより理解することができ、絆も深まるでしょう。

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