富山県の代表団、友好省県締結40周年の中国遼寧省を訪問

富山県の代表団、友好省県締結40周年の中国遼寧省を訪問

15日、覚書に調印した郝鵬氏(右)と山本徹氏。(瀋陽=新華社配信)

 【新華社瀋陽5月17日】中国遼寧省との友好省県締結40周年を迎えた日本の富山県の友好代表団が15日、遼寧省に到着し、一連の共同記念イベントを開始した。

 同日夜には瀋陽市で、遼寧省共産党委員会書記で省人民代表大会常務委員会主任の郝鵬(かく・ほう)氏と省共産党委員会副書記で省長の李楽成(り・らくせい)氏、富山県の新田八朗知事、同県議会の山本徹議長が会談した。

富山県の代表団、友好省県締結40周年の中国遼寧省を訪問

15日、瀋陽市で行われた遼寧省と富山県の指導者による会談の様子。(瀋陽=新華社配信)

 会談後、郝書記と山本議長は「遼寧省人民代表大会常務委員会と富山県議会の友好交流・協力強化に関する覚書」に、李省長と新田知事は「遼寧省と富山県の友好交流・協力のさらなる強化に関する覚書」にそれぞれ調印した。双方の指導者はその後、遼寧省無形文化遺産展を見学した。

 同日夜にはさらに、友好省県締結40周年の記念レセプションが同市で開催され、郝書記と新田知事がそれぞれあいさつし、過去40年にわたる忘れ難い友好交流の軌跡を振り返り、友好交流の新たな章を共につづることへの期待と心からの願いを表明した。(記者/崔師豪)

富山県の代表団、友好省県締結40周年の中国遼寧省を訪問

15日、遼寧省無形文化遺産展を見学する遼寧省と富山県の関係者。(瀋陽=新華社配信)

© 新華社