【注意喚起】お酒とエナジードリンク、一緒に飲むのは危険。農水省が注意呼びかけ「思った以上に飲んでしまう可能性」

お酒とカフェイン入り飲料(コーヒー、お茶、エナジードリンクなど)を混ぜて飲むと、カフェインやアルコールの取りすぎにつながる危険性があるとして、農林水産省がX(旧Twitter)上で注意を呼びかけています。

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農林水産省は5月8日、公式X(@MAFF_JAPAN )上で【注意喚起】と前置きしつつ、次のように呼びかけました。
「カフェインは、コーヒーや茶のほか、エナジードリンクにも入っており、過剰摂取すると、めまい、震えなどが起こる可能性があります」

「お酒と一緒にカフェイン入り飲料を飲むことはやめてください。カフェインだけでなくアルコールの取り過ぎにつながります」

また、同省が過去に掲載した「カフェインの過剰摂取について 」とのWeb資料でも、次のようにエナジードリンクとアルコールを混ぜて飲むことの危険性について記載されています。
「エナジードリンクなどのカフェインを多く含む清涼飲料水とアルコールを一緒に摂取しないように注意しましょう」

「米国疾病予防管理センター(CDC)では、エナジードリンクとアルコールを混ぜて飲むことの危険性に関して、注意喚起しています」

「エナジードリンクとアルコールを混ぜて飲むと、エナジードリンク中のカフェインがアルコールによる機能低下を隠してしまうため、思った以上に飲んでしまう可能性があります」

「なお、カフェインはアルコールの代謝に影響しないため、呼気中や血中のアルコール濃度を低下させることもありません」
もちろん、お茶やコーヒーには肝がんや心疾患、脳血管疾患などの死亡リスクを下げるとのデータもあり(資料内 「(コラム)コーヒーやお茶の摂取の有用性」 より)、カフェインを摂取することが一概に全て悪いというわけではありません。

農林水産省の資料でも「飲み過ぎに注意しましょう」と呼びかけているように、節度を守って適切に付き合っていくことが重要といえそうです。

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