給食の豚汁に金属ボルト 野菜スライサーの刃を固定するボルトが混入 富山・黒部市

17日、富山県黒部市の小学校で提供された給食の豚汁に金属ボルト1個が混入していたことがわかりました。金属ボルトは盛り付けしていた時に見つかり、ボルトが入っていた豚汁を口にした児童はいませんでした。

金属ボルトが混入していたのは、黒部市立中央小学校で提供された給食の豚汁が入った食缶です。金属ボルトは盛り付けをしていた職員が発見し、配膳を止めたため、この食缶から豚汁を食べた児童はいませんでした。

金属ボルトの長さは2センチ。

黒部市学校給食センターによりますと、黒部市では業者に委託して給食センターで市内すべての小中学校と幼稚園の給食を調理しています。

混入した金属ボルトは野菜スライサーの刃を固定するもので、調理後に刃を洗浄するためボルトを緩めた際に、野菜かごに落下した可能性があるとしています。

市教育委員会は学校メールで児童や保護者に陳謝。給食センターと委託業者に対しては、目視による確認を徹底するよう指導し再発防止に努めるとしています。

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