パリ五輪へガブリ邪気払い 競泳・平井選手に大和市長、獅子頭で激励

獅子頭で平井選手(左)の頭をかみ、邪気を払って激励した古谷田市長=大和市役所

 パリ五輪の競泳女子100メートルバタフライ日本代表に内定した大和市在住の平井瑞希選手(17)が16日、大和市役所を訪れ、古谷田力市長にメダル獲得など五輪に向けた抱負を語った。

 平井選手は愛知県刈谷市出身で4歳から水泳を始めた。2年前に日本大学藤沢高校への進学を契機に家族で大和市内に移住。現在同校3年で、市内のアリーナつきみ野スポーツクラブに所属して力を伸ばし、3月の選考会で優勝して五輪出場の切符を手にした。

 平井選手は「皆さんの応援を泳ぐ力に変えてメダル獲得を目指したい。できれば金」と笑顔を見せた。

 古谷田市長は「自己ベスト記録を更新して市民に感動を与えてください」などと激励し、愛用の獅子頭で平井選手の頭をかんで邪気を払って送り出した。

© 株式会社神奈川新聞社