【バレーボール】石川祐希はコート外でも〝伸びしろ〟たっぷり 名門移籍でさらなる人気UPも

会見に臨んだ石川祐希

バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(28=ペルージャ)は、コート外でも〝伸びしろ〟たっぷりだ。

中大在学中にイタリア1部リーグでのキャリアをスタートさせ、2024―25年シーズンは10季目を迎える。節目の1年を前に、名門・ペルージャへの移籍を決めた理由について、17日に都内で行われた会見で「目標の一つであるイタリアのリーグで優勝してMVPを獲得したいと考えた時に、そこを貫き通したい思いがあった」と明かした。

各国の主力が集まるバレーボール界の〝銀河系軍団〟入りする石川について、マネジメント関係者は「石川選手は人柄も素敵だし、小さい子からお年寄りまで幅広いファンの方がいる。そういう意味でもさらに人気が高まる可能性がある」と指摘。すでに、日本の人気ファッション誌の表紙を飾っただけでなく、イタリア発の寝具メーカーのブランドアンバサダーを務めるほどだが、強豪で結果を残せば、人気面では大きなプラスになるというわけだ。

新シーズン前にはパリ五輪が控える。石川は「パリ五輪の目標はメダル獲得。そこをしっかり達成して、その後いい状態でペルージャに臨みたい」と力を込めた。

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