潮来あやめまつり開幕 市長「笑顔で来園者迎えたい」 茨城

あやめまつりの開会式であいさつする原浩道市長=潮来市あやめ

約500種100万株のハナショウブが咲き誇る「水郷潮来あやめまつり」が17日、茨城県潮来市あやめ1丁目の水郷潮来あやめ園(約1.3ヘクタール)で開幕した。同所で開かれた開会式には関係者約200人が出席し、県内外からの観光客の来園を期待した。6月16日まで。

同まつりは今年で73回目となる同市の初夏の風物詩。実行委会長の原浩道市長は「水郷潮来の魅力を広域的に発信し、来園者を笑顔でお迎えしたい」とあいさつした。

期間中の水曜午前11時、土曜は午前11時、午後2時、同7時半の3回、日曜は午前11時、午後2時の2回、ろ舟での「嫁入り舟」を運航する。

あやめ娘の大学3年生、中薗玲さん(20)は「来園者と積極的にコミュニケーションを取り、ろ舟をPRしたい」と意気込みを示した

市観光商工課によると、今年のあやめの生育は例年並み。6月上旬に見頃を迎えるという。

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