突然ですが、みなさんは森下仁丹の「銀粒仁丹」をご存じですか？ある年代以上なら誰もが知る銀色で小さなツブツブの口中清涼剤です。ぎりぎり存在のみ知る私も1980年代の昭和生まれ。そんな「銀粒仁丹」が令和の今となって、再び話題になっているそうです。
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「銀粒仁丹」とはなんぞや
「銀粒仁丹」は厳選の生薬16種を独自に配合し、口臭、気分不快、口臭、二日酔い、宿酔、胸つかえ、悪心嘔吐、溜飲、めまい、暑気あたり、乗り物酔いに効能効果をもつ医薬部外品。
表面を銀箔でコーティングすることにより保存・携帯性を高めています。
看板商品は、大礼服を着た男性がデザインされたレトロな瓶入り。この男性は、みんなの健康のために日本や世界を飛び回る「薬の外交官」なんだそうです。
中身の銀のツブツブもさることながら容器もかなり印象的ですね！「仁丹瓶入り」3,250粒／1,650円
このレトロ感がZ世代にウケているのでしょうか。確かに、部屋に置くとオシャレなインテリア用品に見えなくもない気がします。
「どんな味？」ひとまず食べてみた
用法用量を確認し、10粒を口の中へ。私自身、口にした記憶がないので「初めまして」の感覚です。
服用の仕方は商品に記載されておらず、公式通販サイトの情報によると噛んでも舐めても、飲んでもよいとのこと。今回は、いったん舐めた後に噛んで味わってみました。
舐めてみると、生薬とメントールの香り。噛んでみると、ガリジャリっとした食感と共に生薬特有の苦みとほのかな甘みで、口の中が心機一転！これは気分転換にうってつけです。
ノンカフェイン、シュガーレスで身体への負担がないので、今の時代にも受け入れられやすいのかもしれません。初心者に10粒は、ちょっと生薬の力が強烈でしたが（笑）。
「銀粒仁丹」再注目のきっかけは…
「仁丹」の歴史は、予防医学的な懐中薬として1905年に発売された「赤大粒仁丹」に始まります。その後、口中清涼剤「銀粒仁丹」となり2025年で120周年を迎えるにあたり、森下仁丹は昨年よりリブランディングに踏み切りました！
ブランドサイトを明るく楽しくリニューアルするだけでなく、ブランドムービーを公開、新情報やキャンペーンを公開するXアカウントを開設するなど積極的に若者の心を掴む取り組みがなされています。
世の中をザワつかせた斬新な企画も！
過去に公式Twitter（現X）アカウントでの自虐ツイートも話題になったそうですが、先日に実施された期間限定の特別企画はSNSを特にザワつかせることとなりました。
特別企画とは「＃タイムスリップ仁丹タクシー」。このレトロな「銀粒仁丹」のパッケージカラーの外装タクシーが、2024年3月11日(月)～3月24日(日) の期間限定で、東京都内23区、武蔵野、三鷹地区にて1台限定で走行しました。
昭和にタイムスリップしたような体験ができるタクシー。
昭和の大阪ではタクシーの運転手が「仁丹」をお客さんに配っていたそうで、今回も降車時、運転手から「銀粒仁丹」をプレゼントするサービスがあったそうです。
たった1台しかない激レアな「＃タイムスリップ仁丹タクシー」は、乗車せずとも不意に遭遇できたらテンション上がりそう！なんとも面白い企画でした。
「銀粒仁丹」の豊富なラインナップを集めてみました！
そろそろ「銀粒仁丹」の存在が気になってきたはず。初心者にもオススメの商品がありました。
「仁丹バラエティケース」430粒／385円
少量で初挑戦の人にオススメ。1回の服用が10粒として、43回分なので気軽に試せそうです。
袋の中に入っているミニケースの色はランダムに6種類。レトロ感を残しつつ、カラフルで可愛いのもポイント♡これは家やオフィスの引き出しに入れておきたいやつ！
「仁丹メタルケース」720粒（180粒×4袋）／1,210円
メタル調のケース付きで、持ち歩きたい人にオススメ。
ケースの色は金色と銀色の2種類で、とにかくスタイリッシュ！こちらはレトロ感が一切なくなりましたね。むしろ近未来的（笑）。
「仁丹つめかえ」8,100粒（180粒×45袋）／3,850円
試して気に入ったら、大容量の詰め替えも購入できます。
なんと、こちらの内容量は8,100粒！！1回の服用が10粒として810回分。そう考えるとお得感がありますね♪大容量でも分包タイプなのが嬉しいです。
知る人ぞ知る商品もお見逃しなく！左：「鼻・のど甜茶飴」38g／580円、右：「芯・から生姜飴®」48g／500円
歌手やアナウンサーも認めるのど飴と、芯から強烈に辛くておいしい生姜飴。銀色のツブツブではありませんが、こちらも創業以来和漢植物の研究を行っている森下仁丹ならではのこだわりの商品。要チェックです！
森下仁丹「銀粒仁丹」の味わいは唯一無二。レトロで可愛いものから近未来さえ感じさせるバラエティ豊富なラインナップも見逃せません！今こそ世代を問わず「銀粒仁丹」なのだ。
※全国のドラッグストアや薬局、オンラインショップで購入できます。
文・写真／mayumi
