シャウフェレ首位キープ 松山英樹「65」で暫定11位浮上 久常涼も決勝へ

第2ラウンド「65」で完走した松山英樹。上位で週末に入る(撮影/田辺安啓(JJ))

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(17日)◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609yd(パー71)

早朝のコース近隣での交通事故の影響で全体の開始が1時間20分遅れ、18人が日没サスペンデッドで第2ラウンドを18日(土)に持ち越した。初日に大会最少「62」をマークしたザンダー・シャウフェレが「68」で回り、通算12アンダーで単独首位を守った。

1打差の2位に「65」のコリン・モリカワ。さらに1打差の10アンダー3位にサヒス・ティーガラが続いた。

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーはこの日の朝、会場周辺で交通違反により警察に拘束されるハプニングを経て6バーディ、1ボギーの「66」で回り通算9アンダーの暫定4位につけた。

1アンダー47位から出た松山英樹は7バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算7アンダーの暫定11位に順位を上げた。前半アウトで3バーディを奪い、後半は第2打をグリーン右まで運んだ10番(パー5)、3打目でチップインに成功した12番でバーディ。1m強のパットを外した14番でボギーをたたいた後、バーディを2つ取り返した。

久常涼はイーブンパーの65位から4バーディ、1ボギーの「68」で通算3アンダー41位。大会初出場で予選通過を決めた。

初日137位と出遅れた金谷拓実は「69」で通算2オーバー100位。イーブンパースタートの中島啓太も「75」で通算4オーバーとスコアを落とし予選落ちが確定した。

タイガー・ウッズは3バーディ、3ボギー2トリプルボギーの「77」と崩れ、通算7オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。

第2ラウンドの再開は18日午前7時15分(日本時間同日午後8時15分)を予定している。

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