2024中国国際大学生ファッションウィークが15日から20日にかけて、北京で開催されています。
「永遠の花々」をテーマとする今回の中国国際大学生ファッションウィークでは、中国の国家無形文化遺産であるチョマ布織りの技法をモチーフにした「記憶烙印」シリーズや、古い街並みからインスピレーションを得て、手作業のかぎ針編みの技法をニットデザインに溶け込ませた「旧市街の印」シリーズ、古典的な伝統色を生かして、皮革などのさまざまな素材と光ファイバーを生地に変換した上で、スタッキング、プリント、コラージュなどの工芸技術を組み合わせた「千年シルク」シリーズなどが注目されています。
今回のファッションウィークでは、清華大学美術学院、中国美術学院、魯迅美術学院、台湾輔仁大学など52の大学から、10代後半～20代前半の1000人以上の学生がランウェイで自分の卒業デザインを披露しています。
同ファッションウィークは2013年に創設され、若手デザイナーに向けた総合サービスプラットフォームとして、「デザインの革新」「教育交流」「大学と企業の連携」「就職・起業」などといった中核的な位置づけを強調しています。今回のファッションウィークでは、52校が「革新」を中心コンセプトとして、伝統と現代の継承、独創性と市場の融合の道を模索しています。（提供/CRI）
