久保建英 スペイン紙がパリ五輪辞退伝える「チームでプレシーズンを過ごす」

久保建英

スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が、パリ五輪に参戦しない見通しを、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」が報じた。

パリ世代である久保を巡っては、日本サッカー協会は招集を目指していたが、五輪は国際Aマッチデー期間外でクラブに派遣義務がなく、交渉の難航が予想されていた。そんな中、同紙は「日本代表チームは、Rソシエダードの要請を受け入れ、久保建英はチームでプレシーズンを過ごし、開幕を迎えることになった」と伝えた。

久保はA代表の一員として、シーズン中の1~2月にアジアカップ(カタール)に参戦したこともあり「蓄積された肉体的負担がとてつもなく大きい」と同紙。パリ五輪参戦となれば、オフの休養も十分に取れず、負傷のリスクも増大する。すでに、2021年の東京五輪に出場していることも、クラブ側が拒否する理由だとした。

そういった状況から、同紙は、危険を冒してまで久保がパリ五輪に参戦する価値はないとの見方を示した。

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