5月18日、J2リーグ第16節が行われ、J1昇格を争う上位対決が行われた。その試合の熱気が話題となっている。
注目の一戦となったのは、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜FCと清水エスパルスの試合だ。首位を快走する清水がアウェイの地に乗り込んで、4位の横浜FCと対戦。清水がさらに首位の座を確固とするか、それとも横浜FCが清水の快進撃を止めてさらなる上位進出の足掛かりとするか、試合は14時にキックオフした。
当然、ファン・サポーターも力が入る。対戦相手の清水エスパルスにとってはアウェイだが、開催地である神奈川県横浜市は隣県の街。7連勝している勢いもあって、試合開始を前に観客席を続々とオレンジ色に染めていった。
この日の観客数は1万2735人。青空の下で、両チームのファン・サポーターが多く駆け付けた試合となったが、やはり注目されたのはオレンジ色だ。アウェイチームとは思えぬほどに人が集まり、ゴール裏はオレンジ色に。メインスタンドやバックスタンドにもオレンジ色が目立つようになった。
■「清水凄すぎませんか!?」
その様子に、現地で観戦した人、そして、中継を観た人から多くの驚きの声が出た。
「清水凄すぎませんか!?」
「どっちがホームか分からんくらいニッパツ平になってるw」
「えっぐ、、」
「清水のサポーター席凄っ‼️オレンジすぎる」
「清水のサポーター多くてホームみたい!DAZNでみて、三ツ沢だと一瞬思わなかった」
「清水サポーター多すぎ(笑)」
注目を集めた試合は、前半17分にホームチームがスコアを動かす。清水サポーターの前で獲得したCKからガブリエウが先制点を奪う。
清水は1点を追いかける展開となったが、追加点を奪ったのは横浜FC。交代出場した3選手が絡む形で、今度は横浜FCサポーターの前で伊藤翔が今季5ゴール目を決めたのだ。
試合は2-0で横浜FCが勝利。このカードの次戦は国立競技場で開催されることが決定しているが、その試合も多くのサポーターが集まること必至。昇格争いを繰り広げる両チームがどのような立場で試合に挑むか、それぞれがまずは次戦を見据える。