職場のトイレが汚すぎて絶望「いつも便器に便がついていたり、流し残しが…」

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職場のトイレが不衛生だと、仕事とはまた違ったストレスを感じてしまう。築40年近い小学校に勤務する30代前半の女性(福岡県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収450万円)も、勤務先のトイレに不満を持つ一人。そこには、学校ならではの特殊な事情があるようだ。(文:林加奈)

「トイレ掃除を小学生数人が15~20分で完璧に仕上げるのは困難です」

女性によると、「トイレは和・洋あり、もちろん年期が入ったもの」もあるという。

「まだ用をたす際に失敗することも珍しくない小学1年生~職員まで毎日多くの人が使います。その上、掃除時間は平時で週2回(床に水を流すのは1回)、1つのトイレ掃除を小学生数人が15~20分で完璧に仕上げるのは困難です。時間割の短縮や日程変更により掃除時間0の週もあり、そうなると汚れも臭いも一層ひどくなります。限られた時間の中で保健室の先生が見回り掃除をしてくれているようですが」

職員室の横には職員専用のトイレがあるというが

「誰でも使用することができるので、いつも便器に便がついていたり、流し残しがあったりします。トイレを使用するのがストレスになるので極力我慢しながら勤務していますが(忙しくて後回しになるというのもありますが)、妊娠中は頻尿で使用回数がぐっと増えました。特に神経質な時期に衛生面で心配なトイレを使うのが大きなストレスでたまりません」

と、不満を漏らす。職員専用のトイレも子どもが使用しているのだろうか。

「掃除の外部委託を強く希望します」

女性は職場のトイレについて切実な思いをつづり、投稿を結んだ。

「どうかトイレを明るく清潔な場所にして欲しい。そのために掃除の外部委託を強く希望します。そうすることによって、子どもたちの登校不安や教員の成り手不足にもいい影響があるのでは…と思う次第」

諸外国では学校の清掃は業者に依頼しているところもある。日本では学校の清掃は子どもがするものだが、大人と同じレベルの仕上がりを子どもに求めることはできない。教員のストレスを軽減させ、ひいては教員不足の解決にもつながるのなら、掃除の外部委託も一つの方法なのかもしれない。

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