大谷翔平、強豪でも異次元の“12冠” 驚異の「1.102」「.358」…MLBトップ指標もズラリ

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本塁打は再びリーグ単独トップに

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたレッズ戦に「2番・DH」で先発し、3回の第2打席で3試合ぶりの13号2ランを放った。ナ・リーグ単独トップの座を奪還し、メジャートップに並ぶ一撃。更にドジャースのチーム内で見ると、実に12部門でトップを走る異次元の貢献を続けている。

大谷は3回、1死一塁で打席に立つと、得意とするレッズ先発右腕・モンタスの外角直球を逆らわず逆方向へ運んだ。高々と上がった打球は左翼のポール際スタンドへ飛び込む13号となり、ナ・リーグでは単独トップ。大リーグトップのヘンダーソン(オリオールズ)とタッカー(アストロズ)に並んだ。打率.358でも大リーグトップを守っている。

この日4打数1安打、2打点の大谷は、MLB公式サイトが公開している打撃成績では64安打、16二塁打、11盗塁、長打率.676、OPS1.102、30長打、121塁打、BABIP(フェア地域に飛んだ打球が安打になる確率).398、ISO(長打力を測る指標).318、AB/HR(本塁打に必要な打数)13.77がドジャースでトップ。打率、本塁打と合わせると実に12冠だ。

ドジャースは7-3で勝利し、ナ・リーグ西地区で2位のパドレスに7ゲーム差をつけて首位を独走する。この日はロサンゼルス市役所で、5月17日を「大谷翔平の日」とする式典にも招かれた。MLB屈指の強豪球団において、その存在感は高まる一方だ。

THE ANSWER編集部

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