「最後まで集中を」古江彩佳が3打差3位で最終日 首位はネリー・コルダ

古江彩佳(左)は西村優菜との同組ラウンドで「67」と伸ばした(撮影/Shizuka Minami)

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 3日目(18日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6677yd(パー72)

5アンダーの7位から出た古江彩佳が6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算10アンダーの3位に浮上した。首位と3打差で最終日を迎える。

西村優菜と同組で回ったムービングデー。古江は前半3番のバーディ先行をきっかけにスコアを伸ばした。「最初からチャンスについたところでバーディを獲ってリズムに乗れた」という納得の18ホール。最終18番は「17番でバーディを獲り切れなくて悔しかった。しっかりバーディを獲りたいという気持ちがつながった」と第2打をピン右2mにつけてバーディフィニッシュを決めた。

大会スポンサーは契約先のみずほフィナンシャルグループ米国法人。「バーディが出るコース。自分も何個もバーディを獲るだけだと思うので、最後まで集中したい」と逆転Vに照準を合わせた。

前週の「コグニサント ファウンダーズカップ」で連勝が5でストップしたネリー・コルダが単独首位に立った。3位から「65」で回り、通算13アンダー。世界ランキング1位が後続のハンナ・グリーン(オーストラリア)に2打差をつけて3日目を終えた。

西村は「71」で通算6アンダーの20位に後退した。46位で予選を通過した畑岡奈紗が午前スタートで7バーディ、2ボギーの「67」でまとめ、同じ6アンダーで終えた。

3位スタートの西郷真央は「76」と落として通算2アンダー43位に順位を下げた。

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