アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、プレミアリーグ最終節エヴァートン戦を前に、悲願となるリーグ優勝に向けて意気込みを語った。
現地時間19日、プレミアリーグは最終節を迎える中、タイトル争いはマンチェスター・シティとアーセナルの一騎打ちとなった。マンチェスター・シティはアーセナルに2ポイント差リードしており、アーセナルが優勝するためにはエヴァートンに勝利し、マンチェスター・シティがウェストハム相手に勝ち点を落とすことが条件になる。
優勝に向けてエヴァートン戦での勝利が絶対条件となるアーセナル。アルテタ監督はイギリス『TNT Sports』のインタビューに応じ、同試合への意気込みを語った。
「全力を尽くさなければならないし、我々にできることは自分たちの試合に集中することだけだ。エヴァートンは本当に調子が良く、対戦するのが難しい相手となる」
「自分たちのやるべきことをやり、その一瞬一瞬を大切にし、すべてのエネルギーをスタジアムに注ぎこみたいと思う。そしてウェストハムが、我々の夢の実現を手助けしてくれることを願っている」
アルテタ監督の就任以降、着実に力をつけているアーセナルは2シーズン続けてマンチェスター・シティと優勝を争っている。昨シーズンは終盤の失速でタイトルを逃したが、今シーズンは最終節までもつれる展開となっている。これまでの進歩をアルテタ監督は前向きに捉えているようで、次のように続けた。
「私はこれまでの旅路を信じている。日曜日になるのか、3カ月後か3年後に結果を知れるのかわからないが、物事には理由があって何かが起こるものだと思う」
「シーズン最終戦で、プレミアリーグのトロフィーを望むことのできるという、この立場にいられることは素晴らしい。これが美しく、生きていたいと思える時間となっている。最高の試合が日曜に行われることを期待しているし、信じられない結果になることを願っている」
プレミアリーグ第38節アーセナル vs エヴァートンの一戦は、日本時間20日0時に開始を予定されている。
