“世界一”の中華ちまきの隠し味はお茶!松岡修造が「どんどんおいしくなってくる」と感動した山口県宇部市の「お茶中華ちまき」

松岡修造さんが、日本茶の香りと旨みを包み込んだ「お茶中華ちまき」に箸が止まらなくなりました。

西日本有数の茶畑が広がる、山口県宇部市の小野地区を訪れた松岡さんは、「小野特産手づくりグループ」の金子小由紀さんと秋本喜代子さんに、この山口茶を使った料理を紹介してもらうことに。まずは特産の「山口茶」をいただき、「濃厚ですね!渋みみたいなものが甘みに変わっていく」とすっかり気に入った様子。

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茶葉をハーブのように使うことで上品な香りと味わいに

蒸しあがったちまきの中から、松岡さんは「パッとこれと目が合いました」と選んだちまきの皮をめくり、表面に見える点々とした茶葉に、「これがお茶ですか!」と声をあげます。

特産のお茶をPRするために「誰も作ったことがなかったちまきを考案した」と誕生にかけた思いを聞き、早速蒸したて熱々のちまきをひと口頬張った松岡さんは、「おいしい。回りから上品な香りがやってくるんですよ」とひとこと。

金子さんと秋本さんは、茶葉は入れすぎても苦味が出るため、隠し味として最後に入れてハーブ的に使うことで、さっぱりとした後味になると調理のポイントを教えてくれました。

もち米、豚肉、しいたけ、山菜、しょうが、ピーナッツが入った味わい深いちまきは、「今の味にたどり着くまでに6~7年かかっていると思います」と秋本さん。

山口茶をそのまま飲んだときとは違う茶葉の味に、松岡さんは「縁の下の力持ちみたいな。どんどんおいしくなってくる」と箸が止まりません。

このちまきをイベントで出したときに「世界一の味」だと来場者から言われたこともあるそうで、「それが私たちの誇りです」と金子さんと秋本さんは胸を張ります。

その思いを聞いた松岡さんは目を輝かせて、「山口の宇部からお茶を通した世界一、おめでとうございます!」と称えました。

(『くいしん坊!万才』5月19日放送分より)

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