メーガン妃のホワイトハウスへの道 専門家「トランプ氏からインスピレーションを受けよ」

メーガン妃(ロイター)

メーガン妃のホワイトハウスへの道を成功させるには、トランプ前大統領からインスピレーションを受け、ヘンリー王子が米国市民権を取得する必要があるという。米紙デーリー・メールが18日、報じた。

メーガン妃とヘンリー王子のナイジェリアへの訪問を受け、メーガン妃の政治的野心に関する話題が高まっている。第二の「祖国」であるナイジェリアを政治家のように訪問した後、支持者たちはますます「大統領候補にふさわしい」と信じている。

メーガン妃が出演したドラマ「SUITS/スーツ」で共演したエリカ・アレクサンダーは先日、「(メーガン妃が)ホワイトハウスに向かっている」と述べ、自由世界のリーダーとなる勇気を持つ女性の活動家であり代弁者であるとして支持を表明した。

専門家らはメール紙に対し、夫のヘンリー王子がアメリカ市民権を取得する意欲があり、メーガン妃がトランプ氏からインスピレーションを受ければ、米国大統領就任まであと数歩であると語っている。

米国政治の専門家である著名な歴史家クリストファー・フェルプス氏はメール紙に対し、「ヘンリー王子はイギリス国籍を放棄してアメリカ人になるかもしれない。彼がそうする必要はないが、彼女がアメリカ国民の信頼を得たいのであれば、そうしなければならないだろう」と話した。

さらにメーガン妃と、俳優からカリフォルニア州知事を経て第40代大統領になったレーガン氏には類似点があると述べた。カリフォルニア州知事になったアーノルド・シュワルツェネッガーも芸能界から政界に転身した。

「メーガン妃の名前はホワイトハウスへの道を開くだろうが、『皆さんは私が誰であるかを知っています。私に投票してください』と言うだけではだめだ。アメリカ人は、彼女がどのようにして自分たちの雇用を守り、納税の立場をとり、近隣の犯罪に立ち向かうのかを知りたがっている」と話した。

また、カリフォルニアの政界関係者は「トランプ氏は共和党大統領候補に指名される前に、自身の知名度を高めるためにリアリティー番組『アプレンティス』を利用し、自身の政治的見解を伝えるプラットホームとしてFOXニュースを利用した」と指摘し、大統領になりたければメーガン妃も見習うべきだとした。

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