堤防を越えた津波 能登半島地震の教訓 上越市で避難訓練【新潟】

上越市港町の避難訓練

能登半島地震で津波の被害を受けた上越市港町で避難訓練が行われ、住民らが、避難所までの経路を確認しました。

訓練は直江津沖で震度6強の地震が発生し、大津波警報が発表された想定です。元日の能登半島地震で、関川の河口にある上越市港町では、津波が堤防を超え住宅地に流れ込みました。住民約190人は、避難場所まで車や徒歩で向かい、避難経路を改めて確認しました。

参加した住民は「仲間の人と話しながら来たのでそれが少しいけなかった思う。そこは反省している」とインタビューに答えました。

港町の防災対策委員会は今後も訓練を続け、課題となっている高齢者の避難を着実に早めていきたいとしています。

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