24年に配信予定、続編を制作するほど高評価の中国ドラマ7作品―台湾メディア

2024年5月16日、台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTY(美人圏)は、5年ぶりの続編として配信された中国の大ヒット時代劇「慶余年~麒麟児、現る~」シーズン2の好評ぶりを受けて、同作を含む「続篇を制作するほど高評価だった中国ドラマ」を7作品紹介した。

1作目は、チャン・ルオユン(張若昀)、リー・チン(李沁)らが出演する「慶余年~麒麟児、現る~」で、記事は「主人公を演じるチャン・ルオユン、ヒロインを演じるリー・チンなど、主要キャストのほとんどがシーズン1から続投を果たした。残念ながら重要な登場人物の密偵『言永雲』役だったシャオ・ジャン(肖戦)の続投はかなわず、同役はウー・シンジエン(呉幸鍵)が引き継いだ。シーズン2でファンが注目しているのは、主人公とヒロインの婚姻のシーンだ」と紹介した。

2作目は、ヤン・ズー(楊紫)、チャン・ワンイー(張晩意)らが出演する「長相思」シーズン2で、記事は「23年夏に高い配信回数を稼いだ同作は、テンポの速さや見所が多いシーンなどが好評で、豆瓣(douban)で7.8点(10点満点)という高得点を獲得した。ファンが今か今かと待ち続けているシーズン2は、24年夏に全21回の配信が予定されている。原作でのサディスティックなストーリー展開はシーズン2で放映されるとみられており、多くの視聴者がシーズン2の鑑賞後に心を締め付けられるような思いをするだろう」と紹介した。

「長相思」

3作目は、タン・ジェンツー(檀健次)、ジン・シージア(金世佳)らが出演する「猟罪図鑑~見えない肖像画~」で、記事は「タン・ジェンツーを『90後(1990年代生まれ)』世代のデジタルスターに押し上げるきっかけとなった同作は、シーズン2も似顔絵捜査官のタン・ジェンツーと警察隊長のジン・シージアがコンビを組んで事件解決に挑む。シーズン2にヒロイン役の女性キャラクターが追加されるとのうわさがあったが、後に公式発表で否定された。ラブストーリーへの脱線を心配することなくサスペンスを楽しめるようだ。同作は3月にクランクインし、全24話の制作が予定されている。配信は24年末とみられている」と紹介した。

猟罪図鑑~見えない肖像画~

4作目は、グオ・チーリン(郭麒麟)、ソン・イー(宋軼)らが出演する「贅婿[ぜいせい]~ムコ殿は天才策士~」で、記事は「軽快かつユーモラスなストーリーや、衣装、メイク、小道具の緻密さによりシーズン1が大好評だった同作は、シーズン2の配信前にスケジュールの都合でヒロイン役の女優が交代するとのうわさがあったため、ネット上ではファンらが『ヒロイン役を交代するなら視聴を拒否する』と意思表示するなど話題を集めた。最終的にヒロイン役はシーズン1と同じソン・イーが演じることになり、多くのファンがホッと一息ついているだろう」と紹介した。

贅婿

5作目は、「斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~」で、記事は「キャスティングがシャオ・ジャンとウー・シュエンイー(呉宣儀)が主役だったシーズン1から大きく変更になった。シーズン2はジョウ・イーラン(周翊然)とチャン・ユーシー(張予曦)が主役となった。スチール写真での顔面偏差値の高さなどから、ネット上では『シーズン2のキャストの原作再現度はシーズン1よりも高い』と見る声もある」と紹介した。

斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~

6作目は、ヤン・シューウェン(楊旭文)、ヤン・チーカン(楊志剛)が出演する「唐朝詭事録<とうちょうきじろく>-The Mystery of Kingdom-」で、記事は「同作のシーズン1はストーリーの面白さ、緊張感を持たせるテンポ、筋の通ったミステリーのロジック、俳優陣の演技力により、豆瓣で7.7点の高得点を獲得した。シーズン1終了後すぐにシーズン2制作決定とオリジナルキャストの続投が発表された。シーズン2は全40回の予定で、23年9月にクランクアップした。配信は24年末よりも前に始まるとみられている」と紹介した。

唐朝詭事録

7作目は、「琅琊榜 ~麒麟の才子、風雲起こす~」で、記事は「シーズン1、シーズン2が共に高評価だった同作は、長い間シーズン3制作のうわさが流れていた。ようやく23年末にシーズン1、2を手掛けた制作チームによるシーズン3の撮影が早ければ24年に始まることが明らかになった。ただ、主演のキャスティング情報については、ウー・レイ(呉磊)やチャン・ワンイーなどの名前がうわさされているが、公式発表はまだない」と紹介した。(翻訳・編集/原邦之)

琅琊榜

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