水原一平被告のドラマ化 大谷翔平サイドが訴訟起こす可能性「例えばプライバシーの侵害だとか」

ドジャース・大谷翔平(中)と水原一平被告

在米17年でカリフォルニア州など4州で活動する「ブラックベルト・リーガル弁護士法人」代表の国際弁護士、吉田大氏が19日、TBS系「アッコにおまかせ!」に生出演。ドジャース・大谷翔平投手(29)の元専属通訳だった水原一平被告(39)の違法賭博を巡るスキャンダルが、米国でテレビドラマ化されるという話題についてコメントした。

ドラマ化の実現度に関して吉田氏は「みんなが知りたい話なので、何らかの形で実現する可能性というのは高いと思います」と言及しつつも「水原氏のライフストーリーですということで、その権利を買ったとして、相手方の大谷選手は『もう勘弁してくれ』と『一切このことに関しては時間は費やしたくない』と、思う可能性が高いと思いますので、例えばプライバシーの侵害だとか名誉棄損だ、みたいな形で何らかのアクションを取ってくる可能性というのは高い」とみている。

MCを務める和田アキ子は「ドラマだとシリーズ化するかもしれないね」と予想した上で「相手がいることだし、もうみんな大谷翔平さんって分かっているし、奥さんの名前も出てくるわ、いろいろある。プライバシーってありますよね」と疑問視する。

続けて吉田氏は「最も安全な方にいくんだったらドキュメンタリーです。これは公開されている事実ベースだけですというふうにやると、相対的に訴訟リスクは低くなるが、ドラマチックに『こんなことがあったんだ』『2人ではこんなやりとりがあったんだ』みたいなふうにしてしまうと、訴訟リスクは高くなってくる」と指摘した。

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