インドネシアのバリ島で開催されているU-17女子アジアカップは５月19日、３位決定戦が開催され、韓国が中国と対戦。２－１で激闘を制し、６年ぶりのU-17女子ワールドカップ出場を決めた。
勝ったほうがW杯の切符を手にする大一番で、勝利の立役者となったのが16歳のFWケイシー・フェアだ。13分にコントロールショットで先制点を奪うと、同点に追いつかれた直後の84分には、敵のバックパスをかっさらって冷静なフィニッシュ。決勝ゴールを決めてみせた。
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A代表でハットトリックも決めている大器の大活躍に韓国メディアも歓喜。『イーデイリー』は「ケイシーがマルチゴールで爆発した」と伝えている。
「勝てばワールドカップ進出、負ければ脱落といういわゆる“ギロチンマッチ”で値千金の先制ゴールと決勝点を奪ったのは、すでに女子A代表の主軸として活躍中の2007年生まれのケイシー・フェアだった」
また、『朝鮮日報』も「米国出身の混血アッタカーのケイシー・フェアが２ゴールを全て入れた。A代表でも活躍する看板選手は準決勝まで１アシストを記録しただけで、期待に及ばないようだったが、３位決定戦で自分の役割を果たした」と称えている。
韓国サッカー界が誇る期待の星が、眩い輝きを放った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
