過去に脳出血の治療を受けた山本健太郎（鈴之助）が、てんかん発作を起こして運び込まれる。一度発作が起きると今後も繰り返す可能性が高いことから、山本には抗てんかん薬が処方されることに。
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抗てんかん薬は一度も発作を起こしたことがない患者への予防投与は推奨されていないが、川内ミヤビ（杉咲花）は予防投与として、大迫紘一（井浦新）からこの薬を処方されていた。
それを聞いた三瓶友治（若葉竜也）の脳裏には、ミヤビの記憶障害について、ある疑惑が浮かぶ。
津幡玲子（吉瀬美智子）に頼まれた星前宏太（千葉雄大）が、大迫の部下の綾野楓（岡山天音）に事情を聞くが、疑惑は深まるばかり。
もし、三瓶の考えが正しければ、大迫はミヤビに重大な嘘をついていたことになる。
ミヤビは、他ならぬ大迫が自分に嘘をつくなど、にわかには信じられない。自らの仮説を裏付ける事実を見つけた三瓶は、静かな怒りを燃やしていく。
そのころ、抗てんかん薬を服用し始めた山本は、十分な睡眠をとるため夜勤を減らしたいと会社に申し出る。
しかし山本は、後遺症への理解が乏しい上層部から特別扱いはできないと言われ、日中の仕事もしばらく休むよう通告される。
自らも後遺症を抱えながら働くミヤビは、山本のために、ある大胆な行動に出る。
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