女性の働き方議論 中経連「なでしこの会」がイベント

トークセッションなどを行った

 中部経済連合会は、中部圏の産学官で活躍する女性幹部らで構成する「中部の魅力を語る なでしこの会」のイベントを名古屋市中区のナゴヤイノベーターズガレージで開いた。仕事と家庭の両立、自分らしく働く環境づくりなどについて議論し、外部に向けた意見を提起した。オンラインを含め、約150人が参加した。

 イベントのテーマは、「”自分らしく働く”環境づくりを目指して ~女性リーダーの視点から~」。三井物産、東邦ガスなどの女性幹部ら11人が登壇し、ファシリテーターを中電クラビスの岡野喜子取締役が務めた。

 トークセッションでは、育児休業などの社内制度を議論。NTT西日本の児玉美奈子岐阜支店長は「制度は権利だが、当然と思わず、負担を他の人に回していることを自覚して、感謝の気持ちを忘れないことが大事」と語った。

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