「安全・確実・迅速を心がけ災害活動に対応」救助活動向上へ訓練 福岡・春日市

災害の際の救助活動の速さや正確性を向上させる訓練が福岡県春日市で行われました。

20日朝、春日市の春日・大野城・那珂川消防署で行われた訓練には、およそ20人の消防隊員が参加しました。

参加者は、ロープやはしごを使って、15メートルの高さまで一気に登る訓練や地下やマンホールでの災害を想定し、低いところで発見した要救助者を引き上げる訓練を行いました。

また、4人1組で高さ3メートルの塀を乗り越えたり、ロープで隣の建物に移動したりするなど災害現場の障害を想定した訓練も行いました。

春日・大野城・那珂川消防署 長山優太 副士長
「現場の災害対応にもつながることだと思うので、安全・確実・迅速にを心がけて災害活動にも対応していきたいと思います。」

隊員たちは、今月24日に開催される福岡県の消防救助技術指導会に出場し、全国大会出場に向け上位入賞を目指します。

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