沖縄県本部町が制定した5月12日の「アセローラの日」を知ってもらおうと10日、町内九つの幼小中学校の給食でアセローラゼリーが提供された。
同町は中南米原産のアセロラを現地の発音に近い「アセローラ」と呼び、特産品としてPRしようと1999年5月12日に「アセローラの日」を制定。以後、農業生産法人アセローラフレッシュ(並里康次郎社長)が毎年学校給食にアセローラゼリーを提供している。今年も「アセローラ飲むゼリー」1500個を無償で寄贈した。
本部小学校(島川直樹校長)6年生の嘉手川煌生さんは「甘酸っぱくて大好き。お祭りのときにはいつもアセローラフローズンを飲んでいる」と喜んだ。
並里社長は「子どもたちがおいしそうにアセローラを飲んでいる顔を見られてとてもうれしい。これからもアセローラが大好きになるように続けていきたい」と語った。(友寄隆央通信員)