CTC、カードゲームを通じてデータ活用の効果を考える教育サービス「デタカツ」

by 石井 一志

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は20日、ITシステムや業務の課題に対し、カードゲームを通じてデータ活用の効果を考える教育サービス「デタカツ」を提供すると発表した。価格は、1名あたり5万円(税別)から。

デタカツは、カードゲームとグループワーク形式で、データマネジメントに関する基礎知識やデータの活用方法を学べる教育サービス。

このうちカードゲームは、少人数のチームで話し合いながら、課題の把握、対策、収益の検証、効果などを疑似体験して、自部署や組織横断でのデータ活用のノウハウを学ぶもので、データマネジメントにおける課題と対策が記載されたカードを選択し、「経営層」「情報システム部門」「事業部門」のロールプレイを行いながら、バランスよくデータマネジメントの水準を向上させていくという。

またカードゲームの前には、講義形式でデータマネジメントの基礎知識や重要性を学び、ゲーム後に、グループワークで自社のデータマネジメントの課題や解決方法について議論することで、データマネジメントの習熟度を評価するとした。

なおCTCでは、データマネジメントシステムの提案活動の中で、より効果的なシステムの導入や定着化を目的として、デタカツの企画やカードの制作を行ったとのことで、実際の課題に即した題材にするため、一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA)の協力を受けてカードの記載内容を検討したとしている。

デタカツ カードの一例

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