宮田俊哉、大切なものはKis-My-Ft2のメンバー「いろんな感情に気づいてくれる」

キスマイメンバーを大切に思う宮田俊哉

Kis-My-Ft2宮田俊哉が20日、都内で行われた映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)の吹き替え版完成記念イベントに稲垣来泉と出席。映画にちなんで「大切なもの」について問われた宮田は、Kis-My-Ft2のメンバーと回答した。

『ブルー きみは大丈夫』は、孤独な少女・ビー(ケイリー・フレミング)と幼い子供だけに見える不思議な存在・ブルーを巡るファンタジー作品。かつて友達だった子供たちに忘れられ、消えゆく運命にあるブルーを救おうと、ビーたちが奔走するさまを描き出す。吹き替え版では、宮田がブルーの声を、稲垣がビーの声を担当している。

宮田は「吹き替えという仕事をやってみたかったので、お話をもらった時は本当に嬉しい気持ちだった」と回顧。吹き替え版には、宮田が「師匠」と尊敬する声優・浪川大輔がビーのパパ役で参加しており、「浪川さんに4年くらい前に(声優の)レッスンをしてもらったことがあったんです。それ以来、浪川さんの作品に出ることが目標でした。それが実現してよかったです」と師匠・浪川との念願の共演を喜んだ。

演じるブルーについては「どんな子だろうと思っていたら、想像していたよりもふもふで、(その見た目から)どんな声をしているんだろうって考えました」と初見の印象を振り返る。「普段自分が日常生活で発しない音をたくさん出すので、それをどう再現するかを考えて演じました」と続け、ブルーのキャラクターについては「まんま僕。基本的にずっと楽しくいたいというのは僕自身もそう。そこがブルーとの共通点だなと思いました」と語った。

稲垣とはアフレコ時、実際に掛け合って演技をすることもあったといい、宮田は「本当にビーだなって思いました。すごくしっかりしているなと思いました」と落ち着いた演技に驚かされたとのこと。稲垣も「すごくお元気な方で、明るくて、宮田さんがアフレコ室に入ると、一気に場が明るくなって『うわぁ、すごい』って……。おちゃらけたりするところがブルーに似ているなって思いました」とアフレコ収録時のエピソードを明かしていた。

最後に、映画にちなんで「大切なもの」を聞かれると、宮田はキスマイのメンバーと回答し、「本当にもう約20年も一緒にいるんです。僕はいつも笑っているんですが、メンバーは僕の笑顔から『あ、今疲れているんだな』とかいろんな感情に気づいてくれる。自分のことをそんな風に気づいてくれるのはメンバーだけ。大切なものはキスマイです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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