5月24日(金)より、東京・本多劇場で開幕する劇団「柿喰う客」の新作『殺文句』より、作・演出・出演を務める中屋敷法仁、大河ドラマ『光る君へ』藤原道兼役での活躍も記憶に新しい玉置玲央、そして『滅多滅多(2021)』以来の本公演出演となる七味まゆ味から開幕に向けたコメントが届いた。「不可解な転落事故をきっかけに、すべてが狂い出す。 夢と絶望が支配するブラックオフィスミステリー」と銘打たれた本作、新たに大森瑶子を振付に迎え、柿喰う客ならではの“圧倒的なフィクション”がダイナミックにショーアップされる。中屋敷は「言葉と身体がミキサーでぐちゃぐちゃになる感覚に酔いしれています」と話し、「劇団「柿喰う客」がこれまで歩んできた創作の歴史をまるごと更新するような、新境地の舞台作品」と自信を滲ませる。玉置は「開幕を目前に控え、静かに、でも確実に昂っているのを感じています」と武者震い。七味は「頭の中が脳味噌が身体中がグワグワです」と語り、「どんなにかおぞましい世界に身を置き、私達は何を求め想像し創造するのか。愛なのか。皆様、覚悟してご来場くださいませ！」と稽古の充実ぶりをうかがわせた。
柿喰う客新作本公演2024『殺文句』は5月24日(金)より6月2日(日)まで上演。なお、5月31日(金)19:30に追加公演が決定している。
【コメント全文】
中屋敷法仁（作・演出・出演） 劇作家として演出家として、そしてひとりの出演者として参加しています。言葉と身体がミキサーでぐちゃぐちゃになる感覚に酔いしれています。今作『殺文句』はまごうことなき新作公演です。劇団「柿喰う客」がこれまで歩んできた創作の歴史をまるごと更新するような、新境地の舞台作品となっております。今作の稽古中からヒリヒリしっぱなしです。魂が焼けるようなこの感覚、是非とも劇場空間で共有したいです。あなたに会いたい。
玉置玲央（出演） 開幕を目前に控え、静かに、でも確実に昂っているのを感じています。
稽古をしていて痛感するのは、自分は誰かと『やりとり』をすることで何かが生まれる瞬間が大好きなんだなということ。
そしてそれが『お芝居』に姿を変えていく瞬間が堪りません。
どうかひとりでも多くの方と劇場で『やりとり』が出来ますように。
誠心誠意、覚悟を持ってお待ちしています。
七味まゆ味（出演） 柿喰う客との目合い感が強い毎日だと感じており、頭の中が脳味噌が身体中がグワグワです。産みの苦しみもありますが、ここでしか産み出せないものですから、緊張感と使命感とで永遠にアドレナリンよ出てて欲しい。どんなにかおぞましい世界に身を置き、私達は何を求め想像し創造するのか。愛なのか。皆様、覚悟してご来場くださいませ！ さて今回は新旧コラボも見どころのひとつ。若手達は隙を見てはイタズラする玉置や七味を見ているからか遠慮がなくて逞しい！！もう誰も七味を叱ってくれませんが、甘えずに精進いたします。
＜公演情報＞
柿喰う客 新作本公演 2024『殺文句』
作・演出：中屋敷法仁
振付：大森瑶子
出演：玉置玲央 中屋敷法仁 七味まゆ味
村松洸希 永田紗茅 長尾友里花 沖育美 齋藤明里 原田理央 今井由希 淺場万矢
2024年5月24日(金)～6月2日(日)
会場：東京・本多劇場
チケット情報：
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2409076
