2023年、記録を取るようになって初めてウミガメの上陸がゼロだった徳島県美波町。
5月19日、2024年の上陸・産卵を願う上陸祈願祭が行われました。
祈願祭は、大浜海岸近くの日和佐八幡神社で行われました。
美波町のご当地キャラかめたろうさんが進行役を務め、乙姫大使、浦島大使ら関係者が出席しました。
大浜海岸は、アカウミガメの産卵地として国の天然記念物に指定されていて、5月中旬から8月にかけてが上陸産卵のシーズンです。
しかし、27頭が上陸した2017年以降は上陸数が減少傾向にあり、2023年は記録を取るようになって初めて上陸がゼロでした。
祈願祭では、出席者が玉串を奉納したあと、海岸に鯛やお神酒を捧げ、多くのウミガメが上陸するよう願いました。
(日和佐うみがめ博物館カレッタ 平手康市館長)
「皆さんが心待ちしてますので、1頭でも多くアカウミガメが訪れてくれるのを願っています」