イベリア航空、エアバスA321XLR型機を運航する世界初の航空会社に

イベリア航空は、エアバスA321XLR型機を運航する、世界初の航空会社になることを明らかにした。

夏の終わりまでに運航を開始する計画で、最初の目的地はワシントン、その後にボストンを予定しており、北米市場へのネットワークを強化する。慣熟飛行として中距離路線の運航から始める。8機を導入する見通し。

ビジネスクラス14席、エコノミークラス168席の計182席を配置する。ビジネスクラスは全席が通路に面し、フルフラットとなる革張りシートで、身の回り品を収納できるコンパートメント、18インチ4Kモニター、個別照明も有する。エコノミークラスはレカロのCL3810を採用し、4インチのリクライニングが可能となる。大型の頭上手荷物棚も設け、全席にBluetooth接続による機内エンターテインメントの視聴、メッセージサービスが無料のWi-Fi、USB-AとUSB-C電源を備える。

単通路機で長距離路線の運航を可能としつつ、エアバスA330型機やエアバスA350型機といったワイドボディ機と同レベルのプレミアムサービスを提供できるとしている。

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