自転車で佐渡を駆け抜ける「佐渡ロングライド」が19日に開催され、約1700人が初夏の島内を駆け抜けました。
今年は最も短い100kmから、島を1周する210kmまで、3つのコースに全国から1721人が出場。元競泳選手で、オリンピックのメダリスト松田丈志さんも参加しました。
■松田丈志さん
「5月20日ライドするにもすごくいい気候だと思う」
午前5時半、渡辺竜五市長のフラッグで次々とスタート。大会は順位やタイムを競わず、制限時間内の完走を目指します。今年は、渡辺市長も初めて参加しました。
■渡辺竜五市長
「最後まで転ばないように頑張りたいと思います!」
起伏に富んだ海岸線や、咲き始めたカンゾウの花を楽しみながら力強くペダルを踏みこんだ参加者。
エイドステーションでは、地元のグルメも振る舞われました。
■参加者
「美味しいです、疲れた体にはばっちりですね」
沿道では市民が声援を送る中、参加者に立ちはだかるのが高低差130m、通称「ゼット坂」と言われる一番の難所です。
■東京から
「苦しい思いをした者だけが見られる最高の景色、佐渡に乾杯!」
「沿道の皆さんが手を振ってくれたりとか仮装してくれてる方とかいて元気をもらいます。」
中には途中で力尽き、リタイヤした人も。約1600人がゴール。初夏の佐渡を満喫しながら駆け抜けました。