福島・会津若松市が「ごみ緊急事態宣言」 排出量の目標達成難しく 生ごみの減量や古紙リサイクル呼びかけ

ごみの減量が計画通りに進んでいない福島県会津若松市が「緊急事態」を宣言した。

会津若松市によると、2023年度の燃やせるごみの排出量は1日あたり98.2トンで前の年度と比べて6トン減り4年連続の減少となった。
しかし、このままでは2026年年度までに1日あたり82.1トンとする目標達成は難しく、処理能力を超える恐れもあることから、5月20日「ごみ緊急事態」を宣言した。

6月から11月までを「緊急減量期間」に位置付け、生ごみの減量や古紙のリサイクルなどを呼びかけていく方針。
また、目標に届かない場合は、ごみ袋の有料化なども検討せざるを得ないとしている。

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