【西武園競輪・ガールズ】児玉碧衣「去年はパールカップを取った後にモチベーションが…」

児玉碧衣は新たな調整法を取り入れた

西武園競輪のFⅠナイターが20日に開幕した。7Rのガールズ予選1は児玉碧衣(29=福岡)が豪快なまくりを決めて人気に応えた。

昨年8月に当地で行われたガールズドリームレースの覇者・児玉が力の違いを見せつけて快勝。しかしレース後は「呼吸が苦しかったし体もピリッとしていなかった」と振り返った。その原因はハッキリしている。

「直前は自転車に乗らず、思いっきりリフレッシュしてきたので」

来月には今年2つ目のGⅠ「パールカップ」が控えているが、連覇を狙うためにあえて自転車に乗らない時間をつくった。「去年はパールカップを取った後にモチベーションが保てなくなってしまったんです。その反省を踏まえて、今年は遊ぶ時間も取り入れる調整方法に挑戦したいなって。練習をやる時はやる、オフは思い切り遊ぶってメリハリを付けようと思っています」とその意図を明かした。

リフレッシュを経て「ここから脚力も気力もしっかり上げていきます」とヤル気モードに突入。初日は感覚的には物足りなかったようだが「思ったよりタイムが出ていたし、フォームも安定していた。感じも日に日に良くなってくると信じたい」と本来の力を出し切れる状態にある。

現在13連勝中だが、この記録はこれからどんどん伸びていきそうだ。

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