青木真也「ワシの格闘代理戦争は、これで最後じゃ!」 超RIZIN出場権得た中村京一郎にも言及

思うところを思うがままに語った青木真也

〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が、インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」の格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争―THE MAX―」を振り返った。

青木は中谷優我(21)の監督として同番組に出演。中谷は準決勝でイゴール・タナベ(ブラジル)に選出されたトミー矢野に敗れたが、決勝が行われた17日にスペシャルマッチで参戦。桜井〝マッハ〟速人が監督する中川海に、3ラウンド終了直前に一本勝ちを収めた。

その総括を求められると「とにかく疲れました。真面目に、1個1個つくっていくのがしんどかった…」と声をしゃがれさせる。その上で「もういいっすね。他人はあくまでも他人だなって思った。オイ、オイ、オイ! ワシの格闘代理戦争は、これで最後じゃ!」と、なぜか急に邪道・大仁田厚の口調になって「最後」を強調した。そういうことなのだろう。

それはそれとして、決勝で矢野に判定で勝って「超(スーパー)RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)への出場権を得た、岡見勇信&中村倫也推薦の中村京一郎をどう見たのか。青木は「あれでRIZINに出たところで、どうなるものかな、とは思う」とメガネを光らせる。

その真意を「ああいうリアリティーショー系からいくと苦労すると思うんだよ。周りがお膳立てしてくれたところから、それがない場所にいくわけだから。要は番組で盛り上げてもらえないじゃん。逆に言えば、その中でどうやっていくのかが楽しみだよね」と意地悪そうな笑みだ。

なお、自身の現況については「何もない! ホームセンタープロレスと格闘代理戦争が終わって、完全に無職スタイルになった」と自嘲。最後に「こうなったら俺は〝リアル東方英雄伝ズ〟としてやっていくしかない。まずはスクワットからだ!」と意味不明なことを口走ると、あいみょんの歌を口ずさみながら自転車で走り去った。

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